健康管理の基本法則


 

子供の学力低下・身体的能力の低下、子供や大人の現代病、さらにニートの増加などが、なぜおこるのでしょうか。
それは、栄養過多・食律の乱れ・運動不足・薬害などにより、体液やホルモンの質が低下し、ストレス・ウィルス・細菌などに耐えられないような弱い細胞や暴虐的な細胞へと、質が変化したと考えられます。

現代人の粗暴化・ニート・不健康・能力低下等は、家庭教育・しつけの欠如や地域社会の悪化、教師の質の低下、すなわち外部環境によるものだけに考えがちです。
果たしてそれだけでしょうか?

脳細胞の質の低下や体液の悪化といった内部環境に原因があるのではないでしょうか。
むしろ、この内部環境の方が、外部環境によるものより、大きな影響を与えていると考えられます。
この脳細胞や体液といった内部生命力を高め、より良いものにするためには、家庭教育や社会といった外部環境はもとより、食生活、運動、精神的活動などの環境を整えることが必要だと思われます。

昨今の子供たちは過保護に育てられ、また栄養過剰な食生活で育っています。
植物の場合、過保護・栄養過剰で育てられたものは、花の見栄えは良いが質の低下に繋がります。反対に栄養を与えず、手を加えない場合は、植物本来の生命力が発揮され、質の良いものになることも多いのです。
動物も同じように、動物園の動物と野生動物を考えてみてください。
追い詰められた環境や困難な環境下の野生動物こそ、生物は丈夫に育つのです。