No.08 病気は路上駐車によるもの!?

病気は、糖分・タンパク質・脂肪・コレステロール・ゴミ・薬の過多に、しかも減塩によって、正規のルート以外のところに路上駐車(溜まった)しているようなものか?


A、塩はムチンを取り除く

糖分・タンパク質・脂肪・コレステロールの過多が病気につながることは想像できると思いますが、減塩は「なぜ?」と思われるかもしれません。なので、まず初めに、塩の効用から説明します。

塩にはタンパク質を溶解するという大きな働きがあります。魚を捕まえた時に、魚の表面のムチン、すなわち、糖分・タンパク質のヌルヌルが手につきます。塩水で魚を洗うことによってこのヌルヌルは取り除くことが出来ます。また、ムチンで出来た鼻汁は、ぬるま湯に1つまみの塩を入れてすすると、鼻汁が出てくることが多いです。さらに、2012年の24時間テレビに登場した女性は、ムチンによる内臓癒着が激しかったようです。このガン患者を手術する際には内臓を塩水で洗うことにより、ネバネバしたムチンを取り除いてから行われました。このように、塩はタンパク質を溶解するために必要な存在なのです。