現代人は栄養過多、食べすぎである。
現代人は三十品目のバランスを保つことで健康を維持しようとするが、それは栄養過多における状態でバランスを保っているにすぎない。
従って、現代人に適している食事療法は、多く食べるか少なく食べるかのバランスである。
現代人は飽食の時代に生きているので、美食して栄養過多になった時に断食のような少食が大切である。
江戸時代や室町時代を振り返って考えてみる。
当時は、食べ放題のような外食産業もなく、今日のような飽食の時代ではない。
加えて、一般庶民は乗り物を使うこともなく、おにぎりを持って行動をしていたものである。
それから考えれば、現代人は余りにも飽食で運動が少ない。
だからこそ、少食や粗食、断食が大事なのである。